CNP社について

弊社の取引先であります、インド CNP 社は、インドにおけるアーユルヴェーダ教育機関の中で最高峰と認められている、インド国立グジャラートアーユルヴェーダ大学院の薬用植物学修士号を所持するタルン・プラジャパテイ氏が率い、自社農園・自社加工場・自社研究所を所有しております。世界各国の有機認証取得にとどまらず、オーガニックハーブのヘアカラー部門におけるフェアトレード認証取得(化粧品ジャンルで世界初)に成功した実績を誇る、世界的にも大変稀有な会社です。まさに地球の未来を見据え、業界をけん引する存在です。
この素晴らしい CNP 社の製品を、日本の皆さまに少しでもダイレクトにご案内したく、日本語訳の新版カタログをここに製作いたしました。

旧版の「CNP社カタログ」は、有料(110円)にて販売し、売上げを弊社を通じましてCNP社が行っている慈善事業のために寄付しておりました。「新版 CNP社カタログ」に関しては、一人でも多くの方にCNP 社の活動を知っていただきたい思いから、無料にてご提供させていただきます。CNP社が行っている慈善事業のための寄付に関しては、今まで通り弊社から続けて参ります。
この機会に多くの方に手に取って頂けましたら幸いです。


最高のヘナ、そして奇跡のオーガニックハーブとの出逢いに、また、製品を信頼しご愛用下さる皆様に、心からなる感謝の気持ちを込めまして。

株式会社ラクシュミー 代表 森田 要

CNP社HP≫CULTIVATOR NATURAL PRODUCTS PVT. LTD. CNP社YouTube ≫https://youtu.be/mSzHf4dv6_w

『CNP社カタログより

ようこそ、サステナブルな原材料と製品の世界へ

持続可能、有機栽培、環境と人権の保護(フェアフォーライフ)そして野生植物の持続可能な利用(フェアワイルド)。こうした原則から最良の製品を作りだすというビジョンをもとに、30 年以上にわたって当社は成長をつづけ、健康と美を維持促進するための材料、製剤や製品を世に送り出してきました。
ありとあらゆる植物から取り出された純粋で、清浄で、効能の高い、標準化された濃縮液と、それらが持つ効果に関する知識が、当社の成功の礎です。当社と契約する有機栽培農家とのフェアフォーライフとサステナビリティの原則に基づく人間関係はとても深いもので、農家の皆さんは最上級の原材料を作ってくれています。

カルチベーターとは耕す人、栽培する人、創造する人、修養する人といった意味を持ちます(種子から樹木まで)。当社は 100%ナチュラル、オーガニックで純粋で清浄な製品をお届けすることで、自然に従った健康と美を育てたいと考えています。カルチベーター社の製品は人生をより豊かなものにしていくでしょう。

CNP社のプラジャパティさん親子は、インドの北西部ラジャスターン州西部に住んでいます。この地は社会的にも経済的にも恵まれた場所とはいえず、夏冬の暑さ寒さが極端で厳しい気候条件下にあります。タール砂漠の影響下にあって、時として干魃を伴う水不足にも悩まされている地域です。

父のナラヤンさんは50歳頃までは繊維を扱う仕事をしていましたが「自然本来の方法で母なる自然に帰る」という考えに至り、国内外の文献を元に植物学の研究を続ける中で、インドの風土に根ざした植物・生物の多様性と、さらにそれを支える自然環境への畏敬の念を深く心に刻んでいきます。自然環境を健やかに持続させながらかつ地域共同体を発展させていくためのシステムなどについて思索を深めていきます。

1988年に会社(CNP=Cultivator Natural Products)を興して、薬用植物の商業栽培を始めることになりますが、このとき念頭にあったのは、厳しい気候条件下でギリギリの状態のある農業従事者、労働者に新たに仕事を生み出して雇用し、生活水準を上げること、地域の自然環境を守りながら、かつ労働者の健康にも留意しつつ、持続的に長く仕事ができること、そうして会社の活動を通じて地域共同体の発展を図りたいという熱い思いでした。

CNP社の旧版カタログには、創業者ナラヤンさんの次のような言葉が掲げられています。

経験が未熟な労働者には訓練の機会を提供し、報酬を与えます。また、家族が一緒に働けるように援助し、子供たちが学校で学べるようにします。私たちは社会的責任のある会社となることを熱望し、そうなれるように信念を持って進んでいこうとしています

(我が社の製品は)自然環境を守るため、資源の再生循環が壊れないような方法で、責任を持って作っています。水や土壌を汚染することのないように留意し、太陽エネルギーを活用するなどして製品を作り、処理し、包装も行っています

次世代に渡す地球環境を守るために、世界中でエシカル(倫理的環境保存、社会貢献)という流れが注目され、また公平な社会実現のためにフェアトレードの取得もCNP社の社是ともぴったり一致しています。 CNP社の薬用植物の販路は、当初のインド国内市場を超えて、有機認証認定の有機植物を欲していた国際市場にも広がっています。販路拡大につれて農場の規模もますます大きくなり、現在は3千エーカーを超えています。10万平方フィートの処理工場で、有機ハーブ・植物を約80種製造しています。2005年には薬用植物学修士である息子さんのタルン・プラジャパティー氏も加わりました。