FLORA of THE INDIAN DESERT
ググル
地域: アラビア、バルチスタン、パキスタン、インド
この種は、寒い季節に樹皮から滲出する淡褐色または鈍い緑色のガム樹脂であるググルまたはインデインベデリウムの原料である。また、慢性の気管支炎では、燃やしたググルを吸入する。樹脂ガムはアガルバティの原料の一つにもなり、若枝は歯ブラシとして使われる。
メリア科
アキノキリンソウ
葉は 9-13 枚、亜対生、2.5-7×1.5-3cm、斜披針形、しばしば多かれ少なかれ鎌状、鋭角または尖形、鋸歯状、光沢があり、基部は斜め。花は白色で芳香があり、枝分かれした総状花序。
苞片は有袋性で、萼片は⾧さ約 4mm、外側に硬膜がある。花弁は⾧さ 5~6mm の⾧楕円形で、外側にかすかな綿毛があり、繊毛状。
雄しべは⾧さ 4.5mm、先端が歯状に尖る。果実は 1.2~2×0.8~1.4cm の果実で、1 個の種子があり、楕円形か亜卵形。
現地名:ニーム、ニームロ
検査標本: ジョードプル 1884 年
地域:インド原産であるが、現在は他熱帯地方にも生息