CNP社について

弊社の取引先であります、インド CNP 社(カルテイベーター・ナチュラルプロダクツ・有限非公開株式会社)は、インドにおけるアーユルヴェーダ教育機関の中で最高峰と認められている、インド国立グジャラートアーユルヴェーダ大学院の薬用植物学修士号を所持するタルン・プラジャパテイ氏が率い、自社農園・自社加工場・自社研究所を所有しております。世界各国の有機認証取得にとどまらず、オーガニックハーブのヘアカラー部門におけるフェアトレード認証取得(化粧品ジャンルで世界初)に成功した実績を誇る、世界的にも大変稀有な会社です。まさに地球の未来を見据え、業界をけん引する存在です。

この素晴らしい CNP 社の製品を、日本の皆さまに少しでもダイレクトにご案内したく、日本語訳のカタログをここに製作いたしました。
最高のヘナ、そして奇跡のオーガニックハーブとの出逢いに、また、製品を信頼しご愛用下さる皆様に、心からなる感謝の気持ちを込めまして。

株式会社ラクシュミー 代表 森田 要

CNP社HP≫CULTIVATOR NATURAL PRODUCTS PVT. LTD. CNP社YouTube ≫https://youtu.be/mSzHf4dv6_w

CNP社
カタログ販売の売上げは、弊社を通じましてCNP社が行っている慈善事業のために寄付します。
『CNP社カタログより

弊社は、1988 年以来、自然本来の特性を発見し、それらを自然な方法で社会に提供できるようこれまで努めてきました。現在では、3,000 エーカー(約 12 平方キロ)以上の農園と 10 万平方フィート(約 1 ヘクタール)の加工施設を、インド・ジョードブル(ラジャスタン州)に所有しています。私どもは、お客様と社会に対し、『最も純粋な形で自然の贈り物を提供する』という道筋への取り組みを行ってきました。インドで最も著名な有機ハーブ・植物の生産者として、また加工業者、輸出業者として、私どもは、自然が与えてくれる、より安全で健康的な代替品に社会が向かうよう、世界をけん引するよう努めています。
また、製造過程では、全ての工程において最高の衛生状態の下、純粋かつ高品質の原材料が処理及び調合されていることを保証いたします。

当社の製品は
・適切に管理された栽培によって収穫・認証された、100%オーガニック植物によるものです。
・化学物質、合成着色剤、重金属、GMO(遺伝子組み換え)、または健康や環境に害を及ぼす可能性のある成分は一切含有していません。
・100%環境にやさしいエネルギーを用いて生産されています。
・動物実験を一切行っていません。
・環境への責任とサスティナブルな開発を踏まえ、リサイクル利用、水と土壌の 保全機能の活用、太陽エネルギーの使用により、製造・加工・梱包されています。  ≫Read more

CNP社のプラジャパティさん親子は、インドの北西部ラジャスターン州西部に住んでいます。この地は社会的にも経済的にも恵まれた場所とはいえず、夏冬の暑さ寒さが極端で厳しい気候条件下にあります。タール砂漠の影響下にあって、時として干魃を伴う水不足にも悩まされている地域です。

父のナラヤンさんは50歳頃までは繊維を扱う仕事をしていましたが「自然本来の方法で母なる自然に帰る」という考えに至り、国内外の文献を元に植物学の研究を続ける中で、インドの風土に根ざした植物・生物の多様性と、さらにそれを支える自然環境への畏敬の念を深く心に刻んでいきます。自然環境を健やかに持続させながらかつ地域共同体を発展させていくためのシステムなどについて思索を深めていきます。

1988年に会社(CNP=Cultivator Natural Products)を興して、薬用植物の商業栽培を始めることになりますが、このとき念頭にあったのは、厳しい気候条件下でギリギリの状態のある農業従事者、労働者に新たに仕事を生み出して雇用し、生活水準を上げること、地域の自然環境を守りながら、かつ労働者の健康にも留意しつつ、持続的に長く仕事ができること、そうして会社の活動を通じて地域共同体の発展を図りたいという熱い思いでした。

ナラヤンさんが現在、会長を務めるCNP社のカタログには、次のような言葉が掲げられています。

経験が未熟な労働者には訓練の機会を提供し、報酬を与えます。また、家族が一緒に働けるように援助し、子供たちが学校で学べるようにします。私たちは社会的責任のある会社となることを熱望し、そうなれるように信念を持って進んでいこうとしています

(我が社の製品は)自然環境を守るため、資源の再生循環が壊れないような方法で、責任を持って作っています。水や土壌を汚染することのないように留意し、太陽エネルギーを活用するなどして製品を作り、処理し、包装も行っています

次世代に渡す地球環境を守るために、世界中でエシカル(倫理的環境保存、社会貢献)という流れが注目され、また公平な社会実現のためにフェアトレードの取得もCNP社の社是ともぴったり一致しています。 CNP社の薬用植物の販路は、当初のインド国内市場を超えて、有機認証認定の有機植物を欲していた国際市場にも広がっています。販路拡大につれて農場の規模もますます大きくなり、現在は3千エーカーを超えています。10万平方フィートの処理工場で、有機ハーブ・植物を約80種製造しています。2005年には薬用植物学修士である息子さんのタルン・プラジャパティー氏も加わりました。